平成18年6月定例会産業経済委員会 7月6日


◆石井修委員
観光についての質問なんですが、毎週土曜日の午後11時に放送しております、宮廷女官チャングムの誓い
という韓国ドラマですけれども、反日運動をしたりする国だから余り見たくないなと思っていたんですが
つい1回見たら引きずり込まれまして、結論を早く求めたくてDVDを買ってきて、1時間で1話、全編
で54話ですけれども何度も暇さえあれば見ております。見過ぎたせいか、その撮影現場も見てみたいと思
い行ってまいりました。

 私どもの新発田市と姉妹提携をしております議政府市というところの議政府北部駅で電車を降り、韓国
文化放送の撮影施設がテーマパークとなっていて、その中にオープンセットがありました。テレビで見る
と大変広いように見えましたが、5歩から10歩程度歩くともう次の建物にぶつかるというくらいのそんな
に大きいオープンセットではありませんでしたが、見事なことに韓国の方は余り行っていないようですが
日本人観光客が引きも切らずに行ってるようでありまして、私もその一人でありました。そのオープンセ
ットを見たあと、ドラマの中にも出てくる宮廷料理を食べに行ったのですが、一つのフルコースになって
いてそれを見たときは、大したものだなと思いました。新潟空港から毎日ソウル便が運航しているんです
が、ほとんどの方がそこに行くんですよ。セットは大したものではないんですよ、かわら屋根なんか本物
のかわらだと思ったら、発砲スチロールでできているんですよ。でも、余りにも人が行くから壊れかけて
いるのもありますけど補修したんでしょう。また、実際にそこで昔の格好をして、鶏を飼っていたり、そ
のオープンセットの管理人がいるわけでして、それが正に宮廷女官チャングムの誓いに出てくる衣装を着
たままやってるという、非常にうまく経営しているなと思いました。ドラマの中に出てくる酒屋なんかも
ありまして黒もみの焼酎といって、1リットル350円なのですが、安くてうまいんですよ。あれは、実に
すばらしい観光ですよ。びっくりしました。

 地元におりまして、月岡温泉も我が新発田市なんですけども、テレビの番組で地方回りの番組があるん
ですね。そういった番組が来ると、その泊まったお店が事件物の舞台になることがよくあるんです。テレ
ビ局側は、事件の舞台にしますから宿泊料、そういうものはただにしてくださいと。その代わり、お宅の
店が事件の舞台になりまして、事件の中のワンシーンかツーシーンとして全国版に出ますからとお店側と
交渉し、合意ができればそのように撮影隊、俳優が来て、無料で1泊なり2泊して撮影をして帰ると。こ
ういう仕組みなのですが、実に合理的にやるものだなと。それはお互い損得勘定も考えてのことなのだろ
うと思います。

 そこで、たまたま昨年のことですけれども、11月20日ごろのNHK大河ドラマの義経の番組を見てたら
旧栃尾市に静御前の墓があるというのが紹介されまして、私の先輩議員であり、旧栃尾市長だった方の所
に行きましたら随分講釈を言われました。おまえは世界の三大美人を知ってるかと聞かれたので、クレオ
パトラと楊貴妃と小野小町だと言ったら、違うと言うんですよ。一般的にはそう言われているけれど、中
国人は何て言ってるか知ってるかと言って、中国の人が書いた文書を持ってきて、世界の三大美人はクレ
オパトラと楊貴妃と静御前と言ってるぞと。小野小町じゃないと主張していましたけれど、それは一般的
に通用するかしないかは別にしまして、それが鎌倉時代初期のお墓なんだから間違いないと、NHKが認
めたからと、こう言うんですね。けれども、せっかくそういう番組をNHKがやっているならば、新潟県
には相当な歴史があるわけで、江戸城を造る前から、こちらには佐渡を含め古い歴史があるわけだから、
そういうものをマスコミというよりはテレビ局と言うか番組編成に当たる何か番組を作る所に、新潟県産
業労働観光部になったんだから、新潟県にかかわるものがあるならば積極的に売り込みに行って画面に一
度や二度は出してもらうという努力が必要なのではないかなと思うんです。これが1点。

 それから、副部長は観光の専門だと言われておりますし、労政雇用課長も国から来られて新潟県は初め
てということで、そういう皆さんが新潟県はいい所だと言うので、来るたびにこの委員会であなたは東京
から来られたんだけれども新潟県に来てどう思いますかと聞くと、大体口裏を合わせたように、米がおい
しくて、酒がおいしくて、魚がおいしいと、三種の神器みたいに言うんですが、では楽しい所があるかと
か、見てみたい所があるかとか、もっと視点を変えてやらなければだめだと思うんですが副部長も来られ
てまだ幾らもたたないのかも分かりませんが、新潟県に来てあそこに行ってみたいとか、あるいはあの神
社に行ってみたいという所があれば、二、三か所行きたいと思う所を言ってください。

 例えば、佐渡の観光客を100万人にと言ってますが、千葉県の何の変哲もない所にある、成田山新勝寺に
は年間1,300万人の方が行っているんですよ。そういう所から見ると100万人単位の話をしたってつまらな
いじゃないですか。1,000万人と言うのなら分かるけれども、やはり1,300万人も来るほどの成田山新勝寺
は何があって、どういうことをやっていて、観光に来る人は非常にこれを望んでますというものを見つけ
てくれば、そこに負けない施設は新潟県には幾らでもあります。そういうものに対して例えば日本の国は
政治と宗教を分離してますから、それらに対する援助、補助金などというものは出せないでしょうけれど
何らかの形で支援をしていくというのはできると思うんですよね。そういうふうなものを少しお考えにな
ったらいかがですかという提案なんですが、以上2点についていかがでしょうか。


◎観光振興課長
 第1点目のテレビに新潟県にかかわりのあるものを撮っていただいて、観光のPRにつなげるというこ
とでございますが、実は新潟県フィルムコミッション協議会というものがございましてこれは昨年度まで
地域政策課で事務局をやっておりましたが、今年度から観光振興課へ移ってまいりました。

 この協議会の趣旨は、映画やテレビドラマのロケーション誘致を行うということでございまして、これ
は地域活性化の視点がもちろんあるわけですが、観光にも役立てようということで今年から取り組んでい
ます。ちなみに昨年度、新潟県フィルムコミッション協議会の方に依頼をしてきたロケーションが104件
ございまして、その内33件が採用になっております。これは、平成16年度が12件の採用でございましたの
で、3倍近くに増えているということであります。今年も観光振興課の方に事務局がまいってから、4月
5月と採用されたものが既に4件づつ8件ございます。ほとんど毎日のように、こういうロケーションの
映画を撮りたい、テレビのドラマを撮りたいんですが、いい所はないですかという問い合わせが、うちの
課の方に来ています。もちろん、ロケーションの場所がどこだか分からないように撮って、最後にクレジ
ットタイトルなどで、協力は新潟県フィルムコミッション協議会というふうに示されてあってもなかなか
観光のPRにならないので、物によりますけれども、必ずしも数が重要というわけではないのですが、せ
っかく観光振興課にこういう事務局が来て、県内の協議会と個別の協議会とのネットワークというのもで
きておりますし、市町村や観光協会も会員になっております。こういったネットワークを利用して、でき
るだけ観光につながるような形のロケーションの誘致をしていきたいというふうに思っております。

 それから第2点目の、新潟県内に年間1,000万人程度の入れ込みがあるような施設を造ることができな
いかということだと思うんですが、新潟県の場合、一番入れ込みの多いところは私の記憶ですと、弥彦
神社の年間百五、六十万人でございます。なかなかこれは正月の初もうでとかいろいろあるわけでござ
いますけれども、1,000万人台のオーダーというのは、なかなか難しいとは思うんですが、例えば、最初
に御指摘にあったテレビドラマの宮廷女官チャングムの誓いみたいな形で、そういうフィルムコミッショ
ンでもかなり有名な映画が来て、その舞台になるようなことになれば、かなり勢いがつくものというふう
に思っております。例えば、来年は大河ドラマ風林火山がございますけれども、こういうときも上越地方
の方は上杉謙信ということで、少なくてもテレビの最後のところに地域の紹介みたいなものはもちろん出
ますし、できればロケーションも地元でやっていただきたいという希望はありますが、映画の場合だと広
さの問題とか、周辺の景観の問題とかありますので、必ずその関係のある地元に来るわけではないのです
が、こういった機会を利用するようにして、限られた資源ではございますが、効率的な観光客の誘客に努
めていきたいと思っております。

◆石井修委員
 それは絶好の機会ですよ。武田信玄ですと風林火山という言葉と武田節という歌がありますが、一時よ
くカラオケでも歌われておりましたが、最近では余り歌われていないようです。それに対抗する歌という
のを知っていますか。武田節というのは、武田信玄の歌ですが、それに勝るとも劣らない、ああ七尾城と
いう歌があるんですよ。岩壁の母という歌をヒットさせた歌手の二葉百合子がものすごくいい声で歌って
いますよ。これは上杉謙信の歌ですよ。これは実に素晴らしい歌ですので手を尽くして探して一回聞いて
みてください。

 2009年の二巡目国体についてですけれども、私は専門家なら専門家という立場で、例えば観光振興課長
というポストがあるならば、何らかの行事で新潟県が動くときにそれに対して県の観光振興課としてはと
か、あるいはそれらの業界とどうタイアップしていくのかとか、新潟県が実施していくイベントなり催し
物にどう自分の課は取り組んでいくのか、という姿勢が今までの新潟県には余りなかったんだと思うんで
すよ、失礼だけども。あったとするならば何か印象に残っていると思うのです。そこで部長に聞きたいん
ですけれども、部長は庁議メンバーですから、知事の下で二巡目国体の準備をしているものと思いますけ
れどもそうしたときに、ただ役人の紋切り型の発想で何十かの競技があって、1か所に集中すると悪いか
ら、幾つかの市町村に分散しましょうということも、それぞれの市町村のまちおこしもそれに入ってくる
でしょうから必要ですよね。しかしそういうときに例えば二巡目国体と観光は全く関係ありませんという
ようなことはないわけで、それを一つのとっかかりとすると同時に、そこでもし施設を造らなければなら
ないというのであれば、二巡目国体が終わったあとも引き続き利用価値のあるようなものを造っていくと
いうことが必要だと思うのです。ところがどうも世の中の風潮は、費用対効果の面から大会が終わればも
ういいんですと、こういう仕組みですね。

 一つ挙げれば、馬術競技には47都道府県から4頭から5頭、馬が来るそうですが、そうすると二百何十
というきゅう舎が必要なります。ベニヤ板で造ってその大会が終われば壊しますが、私が聞いてる話だと
壊し賃はその馬術競技のある地元が負担し造り賃は県が出しますと。こういうことなんだそうですが、そ
んなものは全く意味がないものですよ。将来につながるようなものとして、例えばそこから県の馬術協会
と組んで、後にも続くような、国体は二巡目ですが、北信越国体というものもあって5年に一度は必ずそ
ういう会場が必要になるわけではないですか。そのためにはどういうものを造るとか、交通の便はどうな
んだとか、地元の引受先はどうなんだとか、やっぱりじっくり吟味してやらないと、県庁の一つの部局に
任せておきますと、ほかの知恵が入ってこないから、ただ簡単に造ればいいという発想になってしまう。

 もう一つ挙げれば、クレー射撃も国体の競技としてあるのですが、私は新潟県猟友議員連盟の幹事長を
やっておりますけれども、ライフル射撃競技と、火薬が爆発するクレー射撃競技があるんです。クレー射
撃というのは全国大会を開くと一週間もやるんですね。しかも皿一枚何十円というものをその散弾銃の弾
一発100円ぐらいするのか分かりませんが、バンバン撃つわけですよね。なぜそういうことを言うのかとい
うと、割りとお金に糸目をつけない人たちなんです。一週間泊まって、仕事そっちのけでやるんですから。
しかし、そういうものも国体にあるわけですから、それがどこかの山奥でやればいいってわけにはいかな
いと思うし、地元の引受先があれば、国体以外に全国大会がある、北関東大会がある、北信越大会がある、
新潟県の大会があるとこれは観光の大切な資源だと思うのです。

 こういうものを二巡目国体に合わせて、観光に結びつけて、例えば佐渡で100万人観光を目指している
のであれば、この部門を入れると例えば5万人増えますよとか、そういったものを計算していけば着実に
私は数字が上がっていくと思うんだけれども、そういう二巡目国体に合わせて観光の資源作りというよう
なものを考えておられるのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。

◎産業労働観光部長
 二巡目国体についてのお尋ねでございます。せっかく国体を受けるという中で、その後継続して、例え
ばスポーツを通じた交流人口が増やせるようなことはないかということで、非常に示唆に富んだ御意見で
あるというふうに受け止めております。だた、私どもの部としてどうかということになったときに、直接
所管しておりませんので、先ほど委員の方からもお話がありましたように、国体の実行委員会の中での発
言ということになろうかと思うのですけれども、機会があればそういう形でやっていきたいと思いますし
確かにスポーツの形に残らないけれども、以前開催した新潟国体でありますと、旧巻町にホッケーが残っ
て、そういったものがスポーツ文化として根づいたりでありますとか、そういった財産が残るということ
もありますけれども、有形のものとして残し、それを契機にして交流人口が広がるということも一つの大
きなやり方かなというふうに思いますので、そういうことが可能かどうか、直接所管していない立場でご
ざいますので、当然限界はございますけれども探ってみたいと思います。

◆石井修委員
去年ですけども、新潟県中越大震災の復興祈願ということで有志が集まりまして、そんな思いで始めたわ
けではないのですが、結果的には知事が人間国宝の天田昭次さんが復興祈願ということで作った、36セン
チメートルの直刀のもろ刃の刀を県の守り刀にしたいということまでになりました。私はそういうことを
一つの観光の材料にならないのかと思ってその刀だけではないのですが、先ほど嵐委員のお話にもありま
したように、そういう人材が一杯おられるんです。例えば佐渡には無名異(むみょうい)焼きの伊藤赤水さ
んがおられますが、これだけではなくて、伊藤赤水さんの無名異焼きというのはこれほど価値のあるもの
で、意味のあるもんなんだというところまでいかないと、テレビを見ているのと一緒なわけですから現地
に行って初めて分かるもの、そういうものの中身の問題だろうと、こう思うわけです。

 佐渡観光のことを言っても、例えば日蓮のいたお寺ですよと言って、日蓮はそこで何を悟ったのか、と
いうことぐらいまでは突っ込んでいかないと、観光旅行の先導者の旗に連れられてただ歩いて、昼飯を食
べて、夕方には酒を飲んでという程度のものでは、二度は来ないと思うのです。そういう中身の作り方と
いうのが非常に大事だと思うのです。それはやっぱり観光協会と、あるいは温泉街とで、どうせ見ていた
だくなら神髄を見せた方がいいのではないですかという、もう一つ突っ込んで行政サイドから示唆してや
らないとなかなか分からないと思う。もっと普通には分からないことを言うと、私が刀の件で天田さんと
お付き合いをしたときに、日本人は大変なことをしたんですと、こうおっしゃるので、何をしたんですか
と聞くと、日本人はトキを食べたり殺したりしたんですと。国内最後のトキのキンは亡くなってしまった
けれど、中国から借りてきたトキで復活できたからよかったと。実はあのトキというのは神のお告げ鳥と
言われているという話だそうです。私は神のお告げ鳥だと教えてもらったものですから、どうしてもトキ
の羽の一枚ぐらい欲しいなと言ったら、人には言えませんがなかなか手に入らないんですよと。あれはみ
んな管理されていて、宮内庁で管理しているのだそうですが、何でだって聞いたら、伊勢神宮の遷宮の時
に陛下が、伊勢神宮にお金を寄附されて、それで奉納する刀を作るのだそうですが、刀は天田さんが今作
っているのですけれど、その飾りのさやを作るのですが、その持つところにトキの羽が二枚くっついてい
るんです。何はともあれ神のお告げ鳥の羽なんですから、是非ほしいなと思ってるんです。

 そういうように、何かもう一つ突っ込んだものを佐渡の観光にと、例えば、神のお告げ鳥のトキを見に
行きませんかとかもう少しコマーシャルの仕方もあるのだろうと思うんです。やはり、献上するほどの羽
なんですから、神のお告げ鳥なんですよ。そういったことでも、心を揺られて来る人はかなりいると思い
ますよ。宮廷女官チャングムの誓いを見て韓国に行ってる者もいるんですから。そういうようなもう一つ
の突っ込み方が必要ではないかなと思うのですが、どうですか。行政として、もう一つ突っ込んで指導、
あるいは話合いをする可能性があるのかお聞かせいただきたいと思います。

◎観光振興課長
 埋もれているという言い方は悪いかもしれませんが、今まで観光としての表舞台には出なかった観光資
源が佐渡にはたくさんあると思います。知事も本会議の場で言っているように、埋もれた観光資源を磨き
上げるということも非常に佐渡を生かすうえで大事なことだと思っております。我々も団体旅行から個人
旅行の方にシフトするという流れを受けて具体的なツアーの提案、そのためには個別の観光資源を掘り起
こすということを、キャンペーンの中でも一つの重点としてやっております。やはり具体的な場で提案を
していくということが大事だと思っておりまして、例えば今年、花のキャンペーンをやる場合でも昨年の
11月に東京でエージェントにプレゼンテーションをやって、春の観光資源をそのときにかなり示しており
ます。もちろんその際には地域にも来年の春、花のキャンペーンをやるんですが何か地元の方でありませ
んかということから始まります。その中ではなかなか出てきません。もちろん、まだ来年のことだという
意識もたぶんあると思うんですけど、いいものも地元で分からないという場合もあります。その中で、新
潟県観光協会、観光振興課の担当も地元の担当者と何度もやり取りをして、次の季節に何が出るかという
ことを今やっております。もちろん佐渡についても、そういうやり方でやらせていただいておりますし、
また、そういったものが出た場合はそれを説明をする、もちろん受入れの車の駐車場の問題からいろいろ
あるんですが、特にその説明をするようなガイドの問題がかなり大きいですが、佐渡の場合は幸いなこと
にこのガイドの組織が充実をしておりまして、相川地区、小木地区、それから真野地区と三つの組織があ
りまして、特に相川地区はいろんな試みを今やっております。やはりこういった地元での受入体制と我々
の情報発信を合わせて、できるだけ新しい観光資源を、しかも個人旅行に合った形で提案をできるように
取り組んでおります。

◆石井修委員
この間ある本を読んだら、身震いするような詩がありまして、桜はその美の高雅優麗が我が国民の美的感
覚に訴うること、他のいかなる花も及ぶところではない。ばらに対するヨーロッパ人の賛美を、我々は分
かつことを得ないと。桜の花は日本人の心の花だ、とこういう新渡戸稲造の詩を読んで身震いしました。
よくよく考えてみると、全国北は北海道から南は沖縄県までありますけれど、新潟県ほど四季がはっきり
してる所はないと思います。冬は寒くて大雪が降る。しかも春になると一斉に草花が芽を出して、まず桜
の花が咲く。一呼吸おいて花シリーズでいけば、今は正に梅雨時期のあじさいのきれいな時期です。それ
を一呼吸おくと、正にさるすべりの花がみんな咲くんですよ。今度は一呼吸おかないで、この越後平野に
黄金の海ができるんですよ。そして一呼吸おくと、紅葉が赤くなり始めると。こんな素晴らしい大地に住
んでいるのですからそういうものをもう一ひねりか何かして、少なくとも関東圏にいる人たちをお招きで
きるようなことは、幾らでもあると思うんだけれども、今あるものを切り売りするのではなくて、幾らで
もあるんだという感覚で、それを少しでもひねってやれば、人はみんな寄ってくるんだというそこの勉強
というか研究を、よそはどういうふうなひねり方をして観光をやってるのかということをもう少し追求し
た方がいいと私は思うので、よくひとつ研究をしていただきたい。そして、その地域に合ったものがあり
ますから、その地域に合ったものをどううまくとらえて結びつけてやるかと。これは非常に大事なところ
だと思うので是非皆さんの方から業界というか、観光協会とも強力に連携を取って、観光事業を進めてい
ただきたいと思います。以上で終わります。

○委員長
以上で、付託議案等に対する質疑は終了いたしました。次に、請願・陳情の審査を行います。それでは
請願第5号、陳情第8号、継続中の請願平成15年第17号、継続中の陳情平成15年第13号平成16年第6号
及び第7号について、各党の方針を発表願います。