平成16年12月定例会産業経済委員会 12月16日


◆石井修委員
このたびの震災で脇から見せていただいていて、執行権を持っている人の考え方一つで早くもなり、指示
をしなくては遅くなるというのを見させていただきました。
 その後、今月に入ってから新潟西港に万景峰号が入ってまいりました。万景峰号が最初に入ってきた時
に、同志の皆さんと一緒に新潟西港に行きましたら、隣にいる人と話をしてもできないような拡声器で歌
は歌いっぱなし、応援団は旗を振って大歓迎の歌を歌うという。正に私ども行ったら、反対に行った皆さ
んに対して5台も10台もビデオカメラが向こうから写されておりまして、そういうものを連続3回経験を
して大変だなと、頭に浮かんだのは上九一色村でオウム真理教対上九一色村の村民との戦いをやっていた
のが目に浮かびました。今回久方ぶりに万景峰号を見に行きましたら全く音無し、前は船首から船尾に至
るまでビデオカメラが設置されて堂々と我々を写しておりましたけれども、今回はそれも一切ありません。
どこかで撮っていたのかも知れませんけれども、我々の目には映りませんでした。毎日行っていればその
差がはっきりしなかったのでしょうけれども、その格差、当時の知事と新しい知事。たまたまこの間は現
職の知事が現場に視察に来るということでもありましたし、港湾管理者として見に行ったのでしょうけれ
ども、あの格差というものは実はびっくりしました。
 地震の時の対応も実はびっくりしております。知事選の最中に官僚上がりの政治家はだめだなどという
ネガティブキャンペーンをやった候補者もおりましたが、知事になられてから新潟日報を見ておりました
ら、どうも県庁内部からリークがあったのかどうか分かりませんけれども、目標を立ててやれと、できな
かったら謝ればいいのだという記事が新潟日報に載りましたけれども、新潟日報の記者のかたがたが皮肉
に書いたのか、本気でそう思って書いたのか分かりませんけれども、私は多分に皮肉めいたことを書いた
のではないかなと思います。現場を見せてもらって、これは農地部に関係ないということではないです。
皆さん税金を使って執行しているわけですから、私どもが知事を見ている目は、逆に言えば皆さんを見て
いる目と同じわけですから、是非御認識いただきたいなと思うのです。部長から主査に至るまで、誰のた
めの仕事なのかということを再認識しながらスムーズな事業の展開を是非図っていただきたいなと思うの
で、わざわざ知事選のこととか、この間の万景峰号のことを申し上げたわけでありますけれども。
 もう一つついでに言えば、港湾の使い道、使い方、管理者の責任でありますが、10月8日の新潟日報を
見るとイージス艦は入れないと。ふ頭が空いていないから入れないと。私は猛烈に抗議をしました。翌日
9日土曜日です。日曜日10日です。その時にふ頭を使わせてくれと言ってきた業者に、8日には貸さない
と言っているのに月曜日の11日になったら貸しますという記事でありました。何か私どもの知らないとこ
ろで港湾管理者なり、港湾管理の関係者がどういうふうに細工をしたのか分かりませんけれども、8日は
入れないという記事で土日を挟んで月曜日には入ってもいいという、これは非常に驚きであります。私は
行政をやる立場のかたがたというものは、自分たちは日本の国民であるということ、そして例えば横田め
ぐみさんにしても、曽我ひとみさんにしても、蓮池御夫妻にしても、新潟県人です。私は強く言いました。
執行権者、責任ある者というのは、県民の生命と財産を守るのが第一義だと。私は新しい知事に確認をし
ました。そうですと。したがって、そういう考え方が生きてこなくてはならないと思っています。
 この災害がたまたま中越での地震ではなくて、例えば隣の国から飛んできたミサイルの爆撃だったとし
た場合に、地震が起きて1か月以上たちますけれども、どう対応しているのか、正に大変恐ろしいことだ
と。そういうことのないような県作り、我々は県議会議員ですから県作りをしていかなくてはならないと
思いますけれども、万が一の場合ということも想定してやらなくてはならない。そういう緊急の対応とい
うものはどうするのだということを、余りにもぬるま湯で生きてきたものですから、即応体制が執れない
ということの不安というものが、新たな不安が生まれたような気がするのです。
 これは一般論として申し上げておきますが、私は事業にも関係してくるのではないかなと思っています。
余り確実に、これは確実でなくてはだめですけれども、裏もしっかり通って間違いのないようにやるのが
行政ですけれども、例えば私どもの地域は先ほどお話がありましたカドミウム問題を抱えております。ダ
ムが欲しいです。ため池も欲しいです。あの地震で、一晩にして何十億円かかるか分からないため池が三
つも四つもできている、一晩でできている。ではこっちでため池を作りたいと言ったら、10年もかかりま
す。中長期の計画というものはミスを犯してはなりませんし、しっかりやってもらいたいですけれども、
短期的にやらなくてはいけないという仕事を農地部は抱えているのか。ほ場整備にしましても地元の農家
たちが集まって同意を取りながら、中には 100人全部判こを押さない場合もあります。それを、地元が求
めてこなくてはできませんよという形で、かんぺきな同意を作ってこなくてはだめだと、これは2年も3
年もかかる。それは行政がやるのではなくて地元の農家が、ある意味ではけんか腰でそれでもまとめて、
では同意がまとまったからこうしましょうと。そこまで進んでいくとかなりの年数がかかるわけです。で
すが、それは農林水産省のやっていることなんです、国策でしょう大規模営農に転換していくというのは。
もちろんその大規模営農をするのは個々の農家ですけれども、その人たちの自主性がなくてはできません
よというと時間がかかるわけです。これはやむをえない点もあると思います。しかし、緊急性のあるとい
うものは緊急性があるのは分かりますけれども、地域の調査、基本計画、実施計画、3年3年3年と9年
かかります。出来上がるのに十二、三年は優にかかりますよといったらできないです。そのころ親方して
いた人たちがもう十何年もたっていたらお隠れになっている人もいるわけです。
 こういう中長期にやるものと緊急性のあるものというのは、農地部でいろいろな仕事があると思います。
私は行政マンではありませんから中身の詳しいことは分かりませんけれども、中長期で取り組んでいるも
のと、突発的な緊急で何か事件が起きたというときに、ではこれは早急にやらなくてはだめですよという
事業は、今地震災害は緊急時ですけれども、地震災害でなくても、特殊な工場の廃液が流れてその地区一
帯の耕作地域がだめになったという場合は、中長期でやれないと思うのです。そういう事業というものは、
農地部におありになるのかどうか。質疑しないことにしようかなと思っていましたけれども、ついつい言
ってしまいましたので分かる範囲内でお願いします。

◎農地部長
災害は別として緊急性ということでありますと、すべて農地部関係の仕事というのは積み重ねだというふ
うに考えております。そういう意味では、中長期的な視点に立ってやるということが必要だと思います。
 それと併せまして、例えば水害とかそういうことが起こった場合には、やはり安全安心を高めるうえか
らも、優先してやっていく事業というものも出てくるのではないかというふうに考えております。昔であ
りますと、新潟地震のあと親松排水機場をこれは非常に短い期間で造ったりしております。そういうふう
に、これは災害に関連はしておりますけれども、そういうふうな場合もございますし、基本的には中長期
の状況を見ながら進めていくというのが我々の仕事だというふうに考えております。

◆石井修委員
それと、皆さんが大体異口同音に言っているのは県財政です。私は土木部何かがよく道路を造る場合に、
300坪の田んぼが半分しかかからないと、こんなのではおれの田んぼが無くなるからみんな買えとか言って、
どこまで買っているのか分かりませんけれども、買わせられるという土地がけっこう全県にあります。そう
いう物を売却しろと言っているけれども、実際に行政の皆さんが日常の仕事を持ちながら、県有地を持って
いる部局でそれを売るなどという仕事を前に日常の仕事があるわけです。ですから、ある程度は進んでいる
という話は聞いていますけれども、私はほとんど進んでいないのではないかと。
 この間聞いたら、例えば地域機関の15の、所長ではなくて今度部長と呼ぶのですが、部長の官舎とかある
のです。それも今度売却するみたいな話が出ているので、いよいよ大変なのだなと思っておりますけれども、
農地部でもやはりそういった土地というものはあるものですか。

◎副部長(農地部)
基本的には、例えば職員の宿泊施設とかは管財課が一元的に管理していますし、農地部として所有している
土地というものはないと思っています。

◆石井修委員
土木部なんかはあるんですね。道路を造るのに三角屋敷なんていやですから、これ全部買わないと売らない
ということでしょうがない。農地部にはないですね。分かりました。私は今、財政難、財政難と言って、ま
あ財政難なんですけれども、考え方一つである程度こなせるのではないかなと思っています。余りこの7.13
新潟豪雨災害と新潟県中越大震災で、今日の新聞を見ると特別立法でなくても、知事も言い過ぎかな花より
だんごだみたいなことが書いてありまして、実質金が入ればいいみたいなことが出ていました。落ち着くと
ころはそんなところなのかなと思いつつ、やはり国が県に対する、こういう被災地に対する対応が悪ければ
私は前にも県競馬組合議員をやっておりまして、中央競馬が地方競馬をつぶしているのだから、豊栄市にあ
る中央競馬場のあたりに外形標準課税でもかけたらどうだと言ったら、新聞記者が泡を食ってどういうふう
にするのですかと、いや分からんと言ったのですが。
 新潟県は、競馬場、原子力発電所の設置県でもありますし、国に対する対抗策というものを考えておかな
いとやられっぱなし、言われっぱなし。どうも都会中心の政府の方針というものがあって、割りを食ってい
るのは地方だと、こんな気がしてならないものですから。特に、農家の皆さんと密接に関係のある農地部の
皆さんなら、うちなどもこんなアイディアありますよと言うのをどんどん私どもに教えていただきたいなと
いうふうな気がしてなりませんので、是非知恵を出して乗り切っていただきますようにお願い申し上げまし
て終わります。